2005年度JBSD活動に向けて

JBSD会長 松下 光生

デトロイト日本商工会会員の皆様、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

昨年に引き続き、2005年度JBSD会長を拝命致しましたDenso International America, Inc.の松下でございます。2004年度途中から、日本にご栄転された山科前会長を引継ぎJBSD会長という大役を仰せ付かりましたが、皆様の多大なるご支援を賜り、お蔭様で無事務め上げる事が出来ました。厚く御礼申し上げます。

さて、当会の会員数は、昨年12月末時点で、法人会員243社、個人会員を含む登録会員は1,763名に達しました。昨今、他地域の商工会組織が会員数の減少に悩む中で、大変恵まれた環境下にあると言えます。当会は好環境を追い風にして、歴代会長及び常任委員の皆様が築き上げた土台の上に成長を続け、お蔭様で今や全米でも有数規模の商工会組織に発展致しました。

このような発展過程で、JBSDに対するニーズと期待が益々増大している事が、昨年実施したアンケートの結果でも明らかになりました。そこで、当会に対する新しいニーズや期待がある中で、今後のJBSD活動にどのような方向付けをするかについて昨年議論を重ね、今後の活動の礎になる指針を次のようにたてました。

  1. 現地と溶け合う活動を目指す。米国社会に企業・個人がどのように溶け込むかを考え、来年のイベントに反映させる。
  2. JBSDの商工活動がどうあるべきか検討する。日本企業が注意しなければならない問題を考え、企業倫理の問題、企業の社会活動等について、JBSDがいかに支援活動が出来るかについて今後考えて行く。

昨今、自動車業界では"ハイブリッド"という言葉が業界用語になっておりますが、"ハイブリッド"という言語は、文化人類学の用語で「二つの異なった文化、伝統の混成で作り出された人あるいは団体。文化的雑種」という意味があります。JBSDの目標とすべきところは、まさにこの"ハイブリッド"化ではないかと思います。即ち、当会は"日本と米国の混成文化による雑種"ですので、当会の活動やイベントは日本人だけで集まるのではなく、もっと地元の人達を巻き込むような活動を行う、或いは、もっと積極的に現地の活動に参加するなどの努力をして行きたいと考えております。このようなコンセプトを今後の活動に反映させたいというのが、この指針の意味するところです。

山科前会長の言葉をお借りしますと、私はJBSDというバスの運転手です。このバスを実際に動かすエンジンは皆様のボランティア精神です。JBSDという巨大な"ハイブリッド"バスを動かす為、即ち、活発な活動を続けながら将来の安定に向けて一層の体質強化を図る為、ハイ・パフォーマンス、省エネルギーエンジンとして、多くの皆様のご協力、積極的なボランティア参加をお願いしたいと思います。

JBSDの更なる発展の為、微力ながら精一杯努めさせて頂きますので、引き続き皆様のご支援を賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。